AI検索(GEO)対策

AI検索で自社が引用されているか調べる方法|モニタリングの手順

公開: 2026年7月21日6分で読めます
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AI検索(GEO)対策

「GEO対策を始めたが、効果が出ているのかわからない」——AI検索には検索順位のような明確な指標がないため、多くの会社がここで止まります。この記事では、自社がAIに引用されているかを実務的に測る手順を、そのまま真似できる形で解説します。

なぜ測定が必要か

AI検索の回答は、同じ質問でも毎回同じにはなりません。モデルが更新されれば結果も変わります(2026年7月時点でも各社の更新は頻繁です)。だからこそ、1回見て終わりではなく条件をそろえた定点観測が必要になります。

測る目的は3つです。

  1. 自社が候補に入っているか
  2. どの情報源経由で引用されているか(次の打ち手が決まる)
  3. 語られている内容が正しいか

特に3番目は見落とされがちですが、古い料金や閉業した支店の情報がAIに語られているケースは実際にあります。

ステップ1:質問リストを作る

まず15〜30個の質問を用意します。カテゴリは4つに分けると漏れが減ります。

種類 見たいこと
指名 「〇〇(社名)はどんな会社?」 正しく説明されるか
地域+業種 「熊本市 整体 おすすめ」 候補に入るか
課題ベース 「肩こりが数年治らない。どこに行けば?」 潜在層に届くか
条件つき 「土日営業で駐車場のある〇〇は?」 属性が拾われるか

**課題ベースの質問を必ず入れてください。**AI検索の最大の特徴は、業種名を知らないユーザーが「悩み」の言葉で聞いてくる点にあります。ここで拾われる会社は強いです。

質問文は一度決めたら変えないこと。文言を変えると比較になりません。

ステップ2:実際に投げて記録する

主要なAI検索を最低2つは見ます。2026年7月時点で確認しておきたいのは、ChatGPT(Web検索あり)、Perplexity、Google AI Overviews(通常のGoogle検索の上部)、Geminiあたりです。

測定時の注意点。

  • ログアウト状態またはシークレットウィンドウで行う。会話履歴やパーソナライズの影響を減らします
  • 過去の会話を続けない。毎回新規チャットで1問だけ聞く
  • 位置情報の影響があるため、測定する場所(オフィスなど)を固定する
  • 実施日と時刻を記録する

ステップ3:記録シートの項目

スプレッドシートで十分です。1行=1質問×1AI×1回。

内容
実施日 2026-07-21
AI名 ChatGPT/Perplexity など
質問文 コピペで固定
自社言及 あり/なし
掲載順 回答内で何番目に出たか
引用元URL 回答に表示されたソース
競合名 一緒に出た他社
内容の誤り 「営業時間が19時→18時と表記」等
対応 「GBPの営業時間を修正」等

集計するのは主に 引用率(自社が言及された質問数 ÷ 全質問数) です。月次で並べると推移が見えます。最初は10〜20%でも、情報整備を進めると上がっていきます。

ステップ4:引用元から打ち手を決める

記録シートの「引用元URL」列が、実は一番価値があります。

  • **自社サイトが引用元 → その形式が効いている。**同じ構成で他ページも整える
  • Googleビジネスプロフィールが引用元 → 属性・サービス欄を埋め切る
  • まとめ記事が引用元(自社は未掲載) → その記事の運営元に掲載依頼・取材協力を打診
  • 口コミ本文が引用元 → 口コミ獲得の優先度を上げる
  • 競合の自社サイトだけが引用元 → そのページの構成を分析し、自社に不足している情報を追加

「引用されなかった」ではなく「誰がなぜ引用されたか」まで見ると、次の作業が具体的になります。

ステップ5:アクセス解析側でも見る

AI経由の流入は、アクセス解析でもある程度追えます。

  • 参照元/メディア に chatgpt.com、perplexity.ai、gemini.google.com、copilot.microsoft.com などが出ていないか
  • Search Console で社名(指名)検索の表示回数・クリック数の推移。AIで知って社名で検索し直す動線があるため、GEOの成果は指名検索に表れやすい
  • 問い合わせフォームに「当社を知ったきっかけ」欄を作り、選択肢に「ChatGPTなどのAI」を追加する

数は少なくても、AI経由の流入は課題が明確な状態で来るため、問い合わせ率が高い傾向があります。件数だけで判断せず、質も見てください。

頻度と体制

  • 月1回が現実的。週次はブレが大きく、四半期では遅い
  • 所要時間は質問20個×AI2種で1〜2時間程度
  • 担当者を固定する。人が変わると測定条件が変わります
  • 誤情報を見つけたらその場で直す。これは最優先タスクとして扱います

手作業の限界と自動化

正直なところ、この作業は続けるのが大変です。毎月20問×複数AIを手で投げ、引用元を転記し、誤情報を探す。3か月目には形骸化しがちです。

サーチたすにはAI引用モニタリングの機能があり、登録した質問に対してAI検索での言及状況を継続的にチェックできます。あわせて店舗情報の構造化、AI想定問答の作成、Googleビジネスプロフィール運用、口コミ獲得・AI自動返信まで同じ画面で回せます。月額5,500円(税込)〜、初期費用0円、14日間無料トライアルあり。まずは自社の現状を測るところから使えます。

まとめ

  • AI検索は結果が揺れる。条件をそろえた定点観測が前提
  • 質問は15〜30個。指名/地域+業種/課題ベース/条件つきの4種を混ぜる
  • シークレット・新規チャット・同一場所で測る。質問文は変えない
  • 記録の要は「引用元URL」。ここから次の打ち手が決まる
  • 誤情報を見つけたら最優先で修正する

まずは質問を10個書き出して、今日の状態を記録してください。それが比較の基準になります。

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